小売、飲食、法人営業、個人営業・・世の中には、「お客様」を相手にする仕事がたくさんあります。
おそらく、今これを読んでいる人も、誰か「お客様」を相手にされたことがある、もしくは今もしている、という方ではないでしょうか。
私もアドバイザーをやったり、営業をやったり。常にお客様を相手にお仕事をしてきました。
この本は、2000億円で現在のAmazonの傘下に入った、アメリカの靴の通販会社「ザッポス」が何故成功したのか?ということが書かれている本です。
経営そのものの話ももちろん勉強になるものですが、私自身が一番グッときたのは、カスタマーサービスの中身の話です。
常にお客様へ「Wow!」という体験を届ける、というコアバリューのもと、利用したお客様が感動するようなサービスを提供しているのです。
そのスタンスがまず素晴らしいなと感銘を受けました。
初めて読んだのは6年以上前のことですが、今でもずっしりと心に残っています。
詳細は是非読んで体験して欲しいのですが・・
ToC向けのサービスをやっている人はもちろん、そうじゃない人、直接お客様には関わらないけどサービスを作っている方など、幅広く読んで欲しい本です!
英語で書かれた本が翻訳されているので、翻訳っぽい文章だなと思う箇所もありますが、全体的に読みやすく、また事実を元にしているにも関わらず、物語調に話が進むので、サクサクと読み進めることができます。
きっと読み終わる頃には、ご自身のお客様と話したいな、と思っているはずです!